卵子はいつから存在する?

私たち女性は産まれた瞬間にすでに卵子のもととなる卵祖細胞を持っています。
その数 200万個。
卵祖細胞はそのまま卵巣のなかで長い眠りにつきます。 そしてこの先、卵子が新しく作られることはありません。
200万個あった卵子のもとは、あなたの成長とともに眠ったまま歳を重ねます。
- 0歳で 200万個
- 7歳で 50万個
- 思春期で 20~30万個
- 20代で 10万個
- 30代で 2~3万個
- 閉経に向けて0に近づく
(※数は目安で個人差があります)
私たちが初めて生理を迎える思春期 (8歳〜17歳頃) には、卵子の数は 20~30万個 になってしまいます。
目覚めることなく 自然に消えてしまう卵子 も多いのです。
生理で失われる卵子の数は?
女の子から女性へと変化する思春期。
脳の成長にともなって女性ホルモンの分泌バランスが変化し、眠っていた原始卵胞 (卵祖細胞が包まれた卵胞) のいくつかが目覚めて成長を再開します。
そして、生理が始まります。
これから生理のたびに 十数個から数十個の卵子が目覚める サイクルを繰り返します。
「1回の生理周期で失われる卵子の数」
答えは、 約1000個。
生理のたびに目覚め成長する原始卵胞とは別に、1回の生理サイクルのなかで自然に消えていく卵子がこれだけある のです。
高齢でも質の良い卵子は作れる?
ここで知っておきたいのが、
ホルモンに反応して一番大きく育った卵子が排卵されるので、「質の良い卵子から排卵するわけではない」 ということ。
30代後半・40代だからといって、必ずしも卵子の質が悪いわけではありません。
ただし、 20年〜30年眠っていた原始卵胞は老化しているため、目覚めて成長する過程で染色体のエラーを起こしやすい のです。
だからこそ、
卵子が成長する期間にストレスや栄養不足を避け、良い体の環境を保つことが重要 になってきます。
卵子は何日で育つ?
では、受精能力を持つ卵子へと成長する期間はどのくらいなのでしょうか?
答えは約6か月。
卵子のもととなる原始卵胞は、すぐに排卵されるわけではありません。
排卵の約半年も前から目覚めて成長を始めている のです。
卵胞の成長は大きく2つの段階に分かれます。
- 一次卵胞 (一層の膜を持つ)
- 二次卵胞 (ホルモンの影響を受け、多層の膜と「卵胞液」を持つ)
卵胞液は 卵子に栄養を届け、老廃物を排出する役割 を担っています。
一次卵胞 → 二次卵胞まで3か月 二次卵胞 → 排卵前の成熟卵胞まで3か月
この約6か月の成長期間を経て、ようやく 排卵する卵子が決まる のです。
卵子の質を良くするための日数

ここまで知ると、
妊活のための体質改善には「最低半年」が必要 ということが理解できるかと思います。
特に 二次卵胞になるまでの3か月間 は、
卵子が卵胞液から栄養を受け、成長するために非常に重要な期間 です。
最低でも3か月は、体へ十分な栄養と休息を与えることで質の良い卵子が作られ、赤ちゃんに出逢える可能性が近づきます。
忙しい中、毎日頑張って頑張って、色々と消耗したあなたの心と体を、少しづつリセットする半年間にしていってあげましょう!
参考図書: 『女の子が知っておきたい「卵子のハナシ。」』 (主婦の友社)