妊活半年で病院か、ステップアップを勧められて焦っていませんか?
タイミング法を始めて半年。「そろそろステップアップ(体外受精)を」という医師の言葉に、心臓がドキッとした方も多いはず。
今の時代、保険適用で体外受精が身近になった分、病院側も早めに提案しやすくなっています。AMHやFSHの数値を見て、不安に飲み込まれそうになる気持ち、本当によく分かります。
でも、その決断を出す前に、一度立ち止まって「東洋医学から見た、体と心の声」に耳を傾けてみませんか?
1.高刺激の採卵は、エネルギーの「前借り」かもしれない
ステップアップの第一歩として行われる「高刺激」の採卵。ホルモン剤で一度にたくさんの卵を育てる方法は効率的ですが、東洋医学の視点では少し心配な点があります。
ホルモン剤は、体内のエネルギー代謝を無理やり鼓舞するものです。いわば、翌周期以降の体力を「前借り」して卵を作っている状態。
いざ移植となったとき、お母さんの体がベストな状態でなければ、せっかくの受精卵も居心地が悪くなってしまいます。
2.受け継がれる「腎精」と、たったひとつの卵
東洋医学では、子どもは両親から「腎精(生命力の種)」を受け継ぎ、食べたもの(後天の精)で、さらに生命力を育てていくと考えます。
できることなら、強い薬の力を使わず、たった一つの大切な卵を慈しみ、自然な状態で戻してあげる。それが、お母さんの体にとっても、そして将来の子どもにとっても、最も負担の少ない道です。現代医学でのエビデンスはないですが、東洋医学的に考えると、高刺激での採卵による体への負担は、私たちが想像するよりも後世に響く可能性があるからです。
3.立ち返ってほしい「夫婦の根底」にある幸せ
焦りが募った時こそ、問いかけてみてください。
「子どもがいることだけが、私たちが夫婦である理由なのかな?」
特に36歳以降で結ばれたご夫婦にとって、子どもは大きな願いでしょう。でも、妊活のゴールが見えない中で一番大切なのは、「今の二人の幸せ」を置き去りにしないこと。
夫婦の根底である、いまの幸せを楽しみ、その先の妊娠というのを、2人で喜びあえるご夫婦でいてほしいと願います。
まとめ:ここからが、本当のスタートです
38歳の夫婦が、1年間しっかりタイミングを合わせれば、授かる確率は約50%あります。
半年、1年で結果が出ないからといって、自分たちの力を否定しないでください。焦らなくて大丈夫。ここからが、お二人らしい妊活の「本番」です。
悩みは尽きないもの。だからこそ、私たちのような専門家の力を頼りながら、少しでも心軽やかに、この道を進んでいきませんか。