暑さが本格的になっていく小暑の満月が過ぎ、七夕が訪れました。
ジメジメした空気と、夏の熱気が、次々と体を攻撃してきますが、
梅雨明けは近いです。
これから
満月で心と体にパワーがみなぎったところで、七夕の願い事。
ボヤっとした未来や目標の方向性を定めるのにいい決起です。
あなたは何を願いましたか?
いつの間に時が過ぎてしまった方、まだ今からでも間に合う。
季節や今の空気の流れに身を任せ、受け入れて、前に上に進みたい人は進んでいく。
しんどかったら止まっても全然OK。
陽のエネルギー
小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中お見舞い」を出す期間とされています。
夏至の新月が陰陽の【陽】が一番高まるときですが、陽のエネルギーは秋分くらいまではまだまだ高いです。
【陽】のエネルギーは、上に伸びようとしたり、外に出ようとする性質があります。
冬より夏の方が当然のことながら
体がアクティブに、気持ちがハイになるということです。
太陽の出ている時間の長さに比例して、心身の覚醒時間が伸びます。
「夏は冬より、早く起き遅く寝る。」
冬と比べて、体を良く動かし、よく笑い、よく働く。
養生
冬の寒さが苦手で手足がず~っと冷たい方、夏にしっかり陽気を取り入れると、秋冬の体が去年よりもきっとよくなります。
いつも暑がって、この時期冷たいものをがぶがぶ飲んでいる方、その行為を夏の間中し続けると季節の変わり目で体がしんどくなるタイミングが訪れますよ。実は便が緩いなんて方もたくさんいます。
そんなご主人をお持ちの方は、スープやみそ汁をできる限り毎食事でつけてあげる、夏野菜をたっぷり摂ってもらうようにしましょう。できるだけ野菜は買ったその日に消費して欲しいです。
夕食後に暖かいお茶を一杯出してあげると胃腸の冷えが少し和らぎます。
なかなかしんどいタスクですが、毎日できなくても、まずは意識、意識。
頑張る女性の皆さんへ
女性は自分の健康管理だけでなく、家族全員の健康を管理するという、大変な役割を担っています。
さらに、仕事に家事に子育て。。。
そんな方に少しでも元気でいてもらえるよう、自分の食事は何よりも誰よりも大事にしてください。
私も鍼やマッサージ、漢方にヨガ、あらゆる手段を駆使して、全力で頑張る女性のサポートができたら、
そんな満月後の七夕の願いです。