新月/満月

立春の新月

2021年2月12日(金)4:09

❇︎水瓶座新月❇︎

古いルールを壊し新しい理想の世界を実現する、を味方につける。(moon-cycle.netより引用)

春がもうそこまでやってきています。

四季というのは私たちに移ろいゆく儚さと同時に、いまこの瞬間がどれだけ大切かを教えてくれます。

刻一刻と変化する自然の流れの中で我々は生きています。新型ウィルスによって生活が変わったように、環境に人々は順応していきます。

四季折々の変化に合わせて生きていくことが、やはり私たちの心と体に適しているといえます。

東洋医学では「子午流注」(しごるちゅう)と言って、24時間を、十二の臓腑(経脈)に当てはめる考え方があります。

要は、「臓腑が活発に活動する時間帯が存在しますよ」ということです。

「冬は早寝遅起きで睡眠を多く摂る」ということを繰り返しお伝えしていますが、その根拠の一つになる、東洋理論です。

冬はあらゆる臓腑を養いたいとき。

ひとつ例を挙げてみます。

夜の23時~1時は子の刻で、胆経の臓腑の動きが旺盛な時間帯です。

胆は肝で作られた胆汁を濃縮し、貯蔵・排出し消化を促す臓腑です。また精神面では【決断】と関わりが深いです。

この時間帯に眠ることで消化が促進され翌朝の目覚めが良く、頭もスッキリします。

逆に言うと、この時間帯に起きていると、胆嚢の病気になりやすいということ。胆と肝はセットであり、合わせて不調にになりやすく、すでに胆肝が良くない方はなおさら注意が必要です。

壮大な宇宙の中のわたしという存在。

わたし自身もまた一つの小宇宙です。

東洋医学の「気」の話を、私はよくしますが、

あなたという体は、気の集合体です。

そして集まった気は絶えず動きまわる生の状態。

止まることは死を意味します。

あなたの体はあなたという気で満ち、

その気はあなたの内側で止まることなく巡っていく。気のバランスが崩れると人は病気になります。

地球という惑星も、同じように気の集まりでできています。

小さな気が集まり大きな気となって

いまここに、地球が、バランスの取れた状態で存在する。

全てが偶然で起きていたとして、

すべてが必要な要素です。

あなたがいる地球と

あなたがいない地球は

様子が違うのです。

あなたがいない地球は

もしかすると存在していなかった可能性もあります。

あなたがいることは何かの「影響」となる。

それくらい、小さくちっぽけな「気」の

存在の大きさは計り知れません。

あなたの存在の理由は誰にもわかりませんが、

あなたがあなたであるという「事実」を大いに活用すれば

したいことをして、なりたいようなれる。

そんな風に誰もが生きれます。

よき新月を。

-新月/満月