妊孕力とは
「妊孕力(にんようりょく)」とは、赤ちゃんを授かるための力のこと。
卵子や精子の質だけでなく、ホルモンバランス・子宮や卵巣の状態・全身の健康が大きく関係しています。
また、妊娠するしないに関わらず、それが可能な女性にとって妊孕力があることは、
美しさ・艶やかさ・快活さなど、女性として生きる上での『余裕』を表す重要なファクターでもあります。
日常生活の中での食事・睡眠・ストレス管理が妊孕力のカギとなり、体質に合ったアプローチを取ることが大切です。
妊孕力はどう作る? 〜自分に合った養生を〜
「妊孕力を上げる」ためには、まず 自分の体質を知ること が第一歩。
同じ「妊活」といっても、冷えやすい人とストレスが溜まりやすい人では必要な対策が違うのです。
体質に合った養生をすることで、効率的に身体のバランスを整え、妊娠しやすい土台を作ることができます。
自分のタイプとは?(気・血・水の体質チェック)
- 気虚タイプ:疲れやすい、風邪をひきやすい、胃腸が弱い
- 気滞タイプ:気分の浮き沈みが多い、ガスやゲップが多い、PMSがある
- 血虚タイプ:顔色が白い、髪や爪が弱い、月経量が少ない
- 血瘀タイプ:シミやそばかすが多い、常に体のどこかが凝っている、生理痛がある
- 陰虚タイプ(津液不足):口や喉が渇く、皮膚が乾燥気味、寝汗をかく
- 水滞タイプ:むくみやすい、冷えやすい、頭や体が重だるい
👉 詳しいタイプとセルフケアはチェックシートで簡単に確認できます
体質チェックはこちら
タイプ別・妊孕力を高めるワンポイント養生
- 気虚タイプ
たっぷり休むことが元気、美しさ、自信の源! - 気滞タイプ
体側伸ばし・ウエスト捻りで、溜め込んだものを発散! - 血虚タイプ
立ちっぱなし・頭の使い過ぎ・睡眠不足 → 栄養不足のサイン。補血食材をチェック! - 血瘀タイプ
痛み・感情・睡眠を我慢しない!自然に触れ、リズムを取り入れて。 - 陰虚タイプ
頑張りすぎてきた体を労わり、緩っとした日を作る。 - 水滞タイプ
食事は誰かと一緒に、毎晩のお風呂でお腹と足を温めて。
それでもうまくいかない時は
食生活・運動・セルフケアを頑張っても妊娠に至らなかったり、症状が改善されないこともあります。
そんな時は、鍼灸や漢方など体質改善を専門的にサポートできる方法を取り入れるのもおすすめです。
東洋医学は「根本から整える」ことを得意としており、ホルモンバランスや血流改善にも効果が期待できます。